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2010年01月22日

がんばりノート

がんばりノートとは?

①児童が自由に宿題を選択する、教師からは「本日の宿題はがんばりノート2ページ」などと指示される
②ボリュームをこなすことが「良いこと」とされていて、冊数を競うように仕向けられており
 ノートは学校から支給される(が、それももちろん税金から購入されている)
③教師にもよるが、全くチェックしていない

こんな指示なので、子供たちはどうするのかというと
うちの子の場合、ボリュームを確保するため

・漢字
・計算

ばかりするようになる。それはなぜか?「考える」ことなしに、宿題が終わるから。

そして、それが小学校1年生~中学校3年生まで続き、
「考える」力が極端に、苦手な大人に育っていく。




Posted by 岡村 at 22:24│Comments(2)
この記事へのコメント
岡村さんってもしかしてあの岡村さんかな。
間違いはないと思うけど。こんなに沖縄の教育に熱意を持っているとは知りませんでした。

実は私たちもホントがんばりノートには手を焼いています。
私たちがやっているユイマール塾で中学生の子どもたちと作ってきた勉強方法(それは個々の子どもたちで違うのですが)を、がんばりノートの質を高めるという名目で否定されてしまい、またまた問題を解く時間よりも問題文を書く時間が長くなったり、学校で板書したことの丸写しに逆戻り。(そのほうががんばりノートの冊数増やせるんで)

予習=わかることとわからないことの確認。
復習=ざっと全体を見渡して、わからない(理解できない)ことだけをやる。さらにわからなければ繰り返す。

こんな簡単なことを指導してもらえない。
出来る漢字やわかる数学問題ばかりをずらずらやっても評価される。

どうして子どもたちの能力をちゃんと伸ばしてあげないんだろうと、怒りがこみ上げてきます。

小学生のがんばりノートも一律で、くだらない日記を書いても指導なし。漢字も算数ももっと楽しくやれる方法があるのに。

ただあえて考えるとがんばりノートは子どものためだけなく、親の勉強も含めるのかなと思います。離島には学力が低いところもあり、字を読めない親もいるそうです。そうすると、スタートラインがずいぶん低くなるようです。
でも、そんなの地域にあわせてやればいいことだし、学力が並以上の地域でやるべきではないと思うんですよね。

もう一つ計算をしっかりやっていた子は中学の数学もすっと入っていけるのは確かですね。ただ大人に言われたとおりにやっている、あるいは機械的にやっているとその後の伸びは期待できないような気がします。

沖縄のトップの高校の偏差値は、内地の各県のトップより10くらい低いのですが、これ沖縄の子が勉強しないからじゃないですよね。
明らかに間違った概念を植えつけている大人たちが悪い。

実は勉強だけの話じゃないんです。
スポーツもまったく一緒。
ただやらせればいいと思ってる。
本当はもっと楽しくて効果的なやり方があるのに、部活動もがんばりノートの世界。

子どもに時間取らせて気合だ~と強要してがんばらせればそれなりの成績は出る。でもそれ以上には伸びない。だって目標に対してどうするのが効果的か(わかるところとわからないところの認識)がよくわかってないから。

沖縄の子は勉強でもスポーツでも、もっと伸びる。間違いなく。
Posted by 島のハルサー at 2010年06月16日 00:04
こんにちは!コメントありがとうございます。もしかして、と○○○島のSさんですよね!

そうなんです!沖縄の子供たちは本当に素直で家族思いです。これはすばらしいことです。

教師と親が変われば、絶対に良い方向にむかうと信じています。
沖縄の独立には教育しかない!と確信しています。コメント発見したのが本日8月25日でした、失礼いたしました。
Posted by 岡村岡村 at 2010年08月25日 22:53
 
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